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【展覧会】テオ・ヤンセン展@大阪南港ATCギャラリー
- 05_見学・おでかけ,07_おすすめ本・映画
SDGsアドバイザーが講師をつとめる、兵庫県の理科実験教室、キッズアース播磨町校です。
さて、大阪南港ATC (atc-co.com)ATCギャラリーにて開催の『テオ・ヤンセン展 Theo Jansen 』に行ってきました。
(会期:2022.7/9~9/25)
【テオ・ヤンセンとストランド・ビースト】
テオ・ヤンセン氏の作品に出会ったのは、ずいぶん前になります。
どこかの美術館に行った時に、「大人の科学.net (otonanokagaku.net) 」さんの「テオ・ヤンセン」が売っていて、完成品も展示してあったのです。
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いや、もう、ひとめぼれですよ!
すごい! この展覧会行きたい! とはなったのですが、(その時は理科実験教室もしていませんでしたし)美術好きとして「これは展覧会に行ってから、会場で買うべきだ」という妙なこだわりもあって、結局この本自体は買わず...。
たまたま深夜にテレビをつけたら、大阪に「テオ・ヤンセン」が上陸する!という宣伝をしていて(上記mbsのCM)、これは行かねば、と。
【テオ・ヤンセン展】
「百聞は一見に如かず」と言いますが、本当に行って良かった!
素晴らしい展覧会でした。
映像で見るだけでも十分に素晴らしいのに、間近で動いているのを見たり、動かしたり出来るのは、感動以外の何物でもありません。
写真も可ですし。
基本的に「ストランド・ビースト(作品)」は、風の力で生き物のように動くのですが、
自分の手で動かすことが出来る展示もありました。
それだけではなく、展覧会では、制作過程でのメモやPC、金属などで出来た小型試作機、実際の作業に使われる道具なども並べられ、
「ストランド・ビースト」に組込まれている様々な「機構」についての詳しい説明も、映像や実物を使って説明がされていました。
シーズンを終えた「ストランド・ビースト」は、仕舞われたり、次の「ストランド・ビースト」の材料に再利用されたりするのですが、中にはこんな再利用も。
もとはただのプラスチックチューブであり、ウレタンチューブなのですが、一旦「ストランド・ビースト」となり、額に入れられると、なんと芸術作品に!
安くても6~8万円しますので、購入は諦めました(笑)
そのかわりに、こちらを購入!
組立てると、実際に動く「ストランド・ビースト」が出来ました!
テオ・ヤンセン氏の「ストランド・ビースト」を、ゼロから自作される方も世界には多くいて、そこに加えられる工夫のことを氏は「進化」と呼んでいるそうです。
「ストランド・ビースト」は風を食べて動く生き物、という考えに立つと、「生物と無生物の間」について、考えさせられますね。
非常に楽しい展覧会でした!
最初に言いましたが、百聞は一見に如かず。もし、見られる機会がありましたら、是非、足を運ばれることをおススメします!
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