ブログ・お知らせ
【1月14日】「タロ・ジロの日」極地への挑戦
- 03_自由研究,05_見学・おでかけ
日本人で初めて南極を探検したのは、白瀬 矗(しらせ のぶ)隊長率いる白瀬隊。
1912年に初の南極点到達を達成したノルウェーのアムンセン隊、それと競ったイギリスのスコット隊と同時期のことでした。
(アムンセン隊が乗ったフラム号の写真@ノルウェー)
それから時が経って、1956年。
第一次南極地域観測隊が編成されました。
1957年には昭和基地が設立され、初めての越冬が行われます。
犬ぞりをひくために連れてこられた樺太犬19頭も一緒でした。
1958年、第二次観測隊と交代し、犬たちは引き継がれる予定でしたが、
悪天候のため、第二次観測隊は上陸を断念せざるを得ず、第一次観測隊を収容したものの、
15頭の犬は残したまま、第一次・第二次観測隊は、帰国の途につきました。
それから1年経った1959年1月14日、15頭全ての死を覚悟していた第三次観測隊が見たのは、
2頭の兄弟犬、タロとジロの生きている姿でした。
この日を記念して、1月14日は「タロ・ジロの日」となったのです。
この物語は『南極物語』という映画にもなり、大ヒットを記録しました。
私も映画館に観に行った覚えがあります。
なお、1991年、南極環境保護の観点から、犬を含めた動物は一切南極に持ち込まないと定められています。
南極や北極については、国立極地研究所が研究を行っており、
一般向けには「南極・北極科学館」もあります。
上記サイトでは、「どうしたら観測隊員になれるか」も書かれていますよ!
また、中高生向けには「南極・北極科学コンテスト
」も実施されています。
なかなか行けることのない「極地」ですが、こういうサイトを通じて、疑似体験してみてはいかがでしょうか。
旅行に犬連れて行ったことある?
▼本日限定!ブログスタンプ
-
タロとジロ,今日はタロジロの日2020,北極,南極,南極・北極科学館,南極地域観測隊,南極物語,国立極地研究所,白瀬矗,習い事,
オススメ記事
-
- 03_自由研究,04_イベント・講演会,理科
-
- 03_自由研究,04_イベント・講演会,理科
-
- 03_自由研究,04_イベント・講演会,理科