理科実験教室ハイクラスの授業は「熱と気体」。
「熱と液体」「熱と固体」の実験の続きになります。
線香の煙を、温かい水の入った丸底フラスコに近づけると

煙は、フラスコに沿って上に向かいます。
しかし、氷を入れて冷やした丸底フラスコに近づけると

煙は下に向かいました。
これを装置にして実験してみましょう。

少しわかりにくいですが、上に氷の入ったコップをセットし、ビーカーにはお湯を入れています。
線香の煙は、お湯のところで温められて上がり、氷のところで冷やされて降りてきます。
空気の流れはこうして起こります。
これが大きくなったものが、「風」というわけです。