2019年は6月3日が、旧暦の5月1日でした。
今年の関西は、6月18日現在、まだ梅雨入りしていませんが、東海・関東・東北では、6月7日頃に梅雨入りしました(気象庁)。
さて、現在では、「五月晴れ(さつきばれ)」は、5月の晴天を意味しますが(気象庁:天気用語)
本来は「五月雨(さみだれ)」が、旧暦5月、すなわち6月に降る「梅雨」を意味し、
「五月晴れ(さつきばれ)」は、「梅雨の晴れ間」を意味していました。
古典の世界では、旧暦で季節が描かれるので、少し注意が必要になります。
『おくのほそ道』で詠まれている俳句も、このことを知って読むと、景色が変わりますよ。