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【単位のひみつ】k(キロ)の正体
- 03_自由研究,06_受験関連
重さや大きさの単位の中で、「k(キロ)」という文字が出てくることがあります。
「キログラム」「キロメートル」「キロバイト」などですね。
この「k(キロ)」は「1,000」を意味する言葉です。
「1,000」は英語で「thousand」。なのに「k」?と思われた方もいるかもしれません。
この「k」は、ギリシア語から来ているため「t」ではなく「k」なのです。
なので、「1キログラム」は「1グラム」の1,000倍、「1キロメートル」は「1メートル」の1,000倍となります。
もう少し大きな数でも見てみましょう。
通信や記憶メディアの容量が増えたことで、「メガ」はもちろん、「ギガ」や「テラ」を目にすることも増えましたね。ただし、「バイト」数を表す場合は、少しこの数字通りにはなっていないので、注意が必要です。
(※ wiki「メガバイト」参照)
日本語の感覚からすると、なぜそこで区切るのだろう、と思ってしまいますね。
これについては、以前「【英語と算数】なぜ日本語で大きな数字を読むのは難しいのか?」という記事で詳しく書きましたが、英語(をはじめとしたヨーロッパ言語)が、3桁ごとに区切って読むルールなのに対し、日本語・中国語など漢字文化圏では4桁ごと区切りで読むルールなので、ここでズレが生じてしまうのです。
「デシリットル」の「デシ」、「ミリメートル」の「ミリ」など、他にも調べてみると、イメージが広がりますよ。
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