ブログ・お知らせ
【阪神淡路大震災】復興と復旧
- 09_その他
SDGsアドバイザーが講師をつとめる、兵庫県の理科実験教室、キッズアース播磨町校です。
【震災の記憶】
さて、1.17は、阪神淡路大震災のあった日です。
当時、私は受験生で、2日間のセンター試験、翌祝日の学校での自己採点を終え、2次試験に向けての勉強が本格化する、そんな1日の早朝に、震災を体験しました。
兵庫県の出身ではあるものの、岡山で寮生活をしていたので、直接の危険にさらされることはなかったのですが、寮の同室の二人と共に目が覚め、「今、地震があったよな」「学校が休みになったりして」という他愛もない会話をしたことを覚えています。
電車の不通もあって、学校は休校になり、共用のテレビに寮生が鈴なりでニュースを見、神戸方面が地元の寮生が(ほとんどがそうでしたが)、2台しかない寮の公衆電話に列をなしていました。
私大受験の時には、当時出来たばかりの関空から東京へ向かったのですが、関空に向かう高速船に乗るために、神戸の街を抜けていきました。
知っていたはずの神戸の街、三ノ宮の姿が、まるで知らない街になっていて、何とも言えない気持ちになりました。
【神戸の復興】
東京で住むところを探す時に、父が「地震に強そうな物件を」という話をしていたのも思い出します。
神戸の復興は、私が大学生で東京にいるうちに、着実に進んでいきました。
一方で、神戸の街の中には、今でも震災の「名残り」を留める場所もいくつかあり、目にすれば手を合わせるようにしています。
年末の風物詩となった「ルミナリエ」も、震災からの復興を願うモニュメントであり、コロナ禍の中で違った形で開催されていましたが(下記サイト参照)、震災について忘れられず語り継がれるイベントとして、とても意味のあるものだと感じています。
神戸ルミナリエPresents ロソーネ まちなかミュージアム – Feel KOBE 神戸公式観光サイト (feel-kobe.jp)
また、昨年お伺いした神戸らんぷミュージアムさんには、神戸の電力復旧に尽力された関西電力の皆さんの物語が掲示されていました。
私たちの目に見えないところで、ライフラインの復旧に携わられたたくさんの方々がいることに、改めて感謝と敬意を感じる展示でした。
【天災は...】
あれから25年以上が経つ中で、3.11の東日本大震災だけでなく、日本の各地、大きな目で見ると世界各地で、毎年のように地震や津波による被害があります。
1月15日のトンガにおける火山噴火も、トンガだけでなく、近隣含め多くの国々に被害をもたらしています。
また、この火山の噴煙は、今後数年の気象へ影響を及ぼすことでしょう。
こういった、地震や津波、火山だけでなく、気候変動による、今までにない形での豪雨や豪雪、竜巻や嵐や台風による被害も、毎年のように多くの国で起こっています。
被災への備えについて、改めて意識すると同時に、少しでも多くの方々の無事と、少しでも早い復興を祈念します。
- 117,阪神淡路大震災,震災,大震災,地震,復興
オススメ記事
-
- 03_自由研究,04_イベント・講演会,理科
-
- 03_自由研究,04_イベント・講演会,理科
-
- 03_自由研究,04_イベント・講演会,理科