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【2022年 初日の出】新年あけましておめでとうございます
- 01_自然観察,03_自由研究,お知らせ
SDGsアドバイザーが講師をつとめる、兵庫県の理科実験教室、キッズアース播磨町校です。
2022年、あけましておめでとうございます。
本年も様々な情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【初日の出】
さて、2022年の初日の出も、播磨町の人工島から撮影しました。
手前に明石海峡大橋が写っているのが見えますでしょうか。
【「初日の出」の時刻】
「初日の出」の時刻は場所によって違います。
地球が丸いので、東の方から順番に日が射していくのです。
なので、東に行けば行くほど「日の出」の時刻は早くなり、西に行けばその分遅くなります。
によると、「初日の出」時刻は、
北海道の根室で 6:50、
沖縄県の那覇で 7:17となり、
同じ日本国内でも、30分近い差があります。
この中で、キッズアース播磨町校が参照するのは神戸の「初日の出」。時刻は7:06です。
しかし、東の空が(あわせて淡路島も)雲に覆われていたため、雲間から出るのを待つ形になりました。
写真の撮影時刻は7:17ですので、10分程度待っての撮影でした。
【「初日の出」と気温】
気温についても見てみましょう。
せっかくですので、
から、「明石」における1月1日7時の気温を、過去にさかのぼって調べ、グラフにしてみました。
※ 1992年についてはデータなし
2022年の気温は1.8℃。
去年に比べると寒いですが、このグラフの中では平均値に近いくらいの気温です。
温暖化の傾向がみられるか、と言われると、1980年代では、気温の上がり下がりが年によって大きく違うため、はっきりイエスと言うのは難しいかもしれません。
ただ、マイナスの気温に着目すると、マイナスの気温になる頻度が減っていることは見て取ることが出来ます。
(もちろん、一方で、例えば「5℃を越える頻度が減った」という言い方も出来てしまったりします。)
「地球温暖化」という言い方をしていますが、本来問題となっているのは「気候変動」です。
大雪が降るのも、急な寒波が来るのも、「温暖化」に逆行、ではなく、「気候変動」の影響と考えるべきでしょう。
本年は、SDGsアドバイザーとして、また、東京大学の環境サークル出身者としても、
環境問題に関する発信を積極的にしていきたいと考えています。
「一年の計は元旦にあり」と言います。
共明塾・キッズアース播磨町校も、昨年以上にたくさんの方々に、「学ぶ楽しさ」を様々な形でお伝えしていきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
- 初日の出,太陽,太陽光,元日,元旦,お正月
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