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【姫路市立動物園】ホッキョクグマに赤ちゃん誕生!
- 01_自然観察,05_見学・おでかけ,理科,10_動画
兵庫県の理科実験教室、キッズアース播磨町校です。
さて、題名で不思議に思われた方もいるかもしれません。
なぜなら、2020年12月現在、姫路市立動物園にホッキョクグマはいないからです。
【ホクトとユキ】
姫路市立動物園には、オスの「ホクト」とメスの「ユキ」というホッキョクグマ2頭がいました。
しかし、2019年にメスの「ユキ」は、秋田県の男鹿水族館に「お嫁入り」しました。
(姫Zooぶろぐ「ユキちゃんを送る会」)
そして、「ホクト」も2020年に旭山動物園へ
2頭とも、国内でのホッキョクグマ繁殖を目的とした「お嫁入り」「お婿入り」となります。
引っ越した先でも元気で過ごしてくれれば良いな、と思います。
【「ユキ」に赤ちゃん誕生!】
そして、このニュースです。
男鹿水族館に「お嫁入り」した「ユキ」が、妊娠したかもしれない、というニュースがあり、注目していたのですが、12/26に赤ちゃんが誕生しました。
以前、姫路動物園では生後2日で赤ちゃんが亡くなったこともあり、数日の間は飼育員の方々も気が抜けない(とは言え、手は出せない)状況が続きますが、母子ともども健康で、赤ちゃんが無事に育ってくれることを祈りたいと思います。
男鹿水族館の公式YouTubeでは、連日、赤ちゃん&子育ての様子がアップされています。
いつか、男鹿水族館まで見に行ってみたいですね。
【生まれる命、去り行く命】
こうして、新しい命が芽生えていく一方で、失われていく命もあります。
2020年の姫路市立動物園は、ゾウの姫子が亡くなり、また、ツチブタも亡くなりと、しばらく行かない間に、寂しくなってしまいました。
動物園や水族館は、たくさんのスタッフが様々な動物たちの命と真剣に向き合い、それを守り、育む場です。
また同時に、生態や繁殖も含めた研究の場でもあります。
動物にとっては、本来住んでいる環境・状況から切り離れた場所・状態で、人に見られながら、というストレスも大きいと思います。
しかし、見る側も、それを踏まえた上で、命の大切さ、多様性を学び、向き合う場として、楽しむことが出来たら、と思います。
ホッキョクグマに関して言えば、気候変動や地球温暖化に伴い、生息域の減少に警鐘が鳴らされています。
そういった状況下で、自分たちに何が出来るかを考えることも非常に重要ですし、
一方で、国内での繁殖事例が未来に貢献する可能性についても期待したいところです。
理科実験教室としても、将来にそういった夢を持つ子どもたちのお手伝いが出来ればと考えています。
- 旭山動物園,姫路,姫路市立動物園,北極,ホッキョクグマ,シロクマ,白熊,動物の赤ちゃん,動物園
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